日本からアジアまで幅広く展開し、ますますその存在感を高めている株式会社Zeppホールネットワークが今年5月、マレーシアにZepp Kuala Lumpurをオープンしました。同ホールには今回も、Robert Juliatの600W LEDフォロースポットOz(オズ)が6台、採用されています。
Ozを指定したのは、現地の機材調達を担当する代理店、株式会社綜合舞台の林幸輝氏です。
Zepp Kuala Lumpurは収容人数2414名を誇る大型多目的施設で、コンサート、コメディ・ショー、ミュージカル、演劇、セミナーなど多種多様な用途に利用されています。
Zepp Kuala Lumpurの多彩な利用目的にふさわしい照明機材として、RJのLEDフォロースポットOz(オズ)は選ばれました。「さまざまな用途に柔軟に対応できるOz(オズ)は、オペレーターからも喜ばれることでしょう。」と、Zepp Kuala Lumpurの責任者、アーナン・ラーマン氏は話します。「103年もの歴史を持つ格式高い企業で培われた確かな技術とノウハウから生まれた照明機材をこの施設に導入することができ、とても光栄です。」
LEDフォロースポットのOz(オズ)は舞台から10mの高さに設置されており、スロー距離は約25m。「クアラルンプールの他の施設とは違い、2、3台ではなく6台ものフォロースポットを操作できるということに、オペレーターたちからは喜びの声があがっています。」ラーマン氏は笑顔で話します。「客席上部に設置された場所で専用の椅子に座り、操作しやすいポジションでフォロースポットを操れることも、ありがたい点だと言っていました。フォロースポットのOz(オズ)が放つ光は眩く滑らかで美しく、操作できることそのものが楽しく誇り高いとも聞いています。」
「Oz(オズ)は人間工学に基づき非常に使いやすく設計されているため、同様のモデルを使用したことのないオペレーターでもすぐに容易く扱うことができるようになります。」と、林幸輝氏はコメントしています。「光源がLEDであることも大きな利点です。電球交換が必要なく、節電も可能なのですから。経済的かつ環境に優しいOz(オズ)を使用できることは大きな強みです。Oz(オズ)が日本の主要な大型施設などで使用され始めているのも、無理はないでしょう。Zepp福岡やZepp羽田、KT Zepp横浜でも採用したように、Zepp Kuala LumpurにOz(オズ)を導入したのは当然の選択でした。」
Robert Juliatの照明機材は株式会社綜合舞台経由での販売・設置により、これまでにも数々のZeppホールで採用されてきました。なかでも、ZeppはRJが初めてLED光源を用いて製造したプロファイルとフレネルであるアレディンを日本で採用した最初の企業であり、Zeppなんば、Zepp福岡、KT Zepp横浜、Zepp羽田で使用されています。その後、新たなラインナップとして出たLEDプロファイルであるZEP(ゼップ)とTibo(ティーボ)もZepp大阪ベイサイド、Zepp福岡、KT Zepp横浜、Zepp羽田に採用されました。
RJのLEDホリゾントライトであるDalis(ダリス)860も、Zeppなんば、Zepp名古屋、Zeppダイバーシティ、Zepp大阪ベイサイド、Zepp福岡、KT Zepp横浜、Zepp羽田と、非常に数多くのZeppホールに採用されています。またフォロースポットのVictor(ヴィクター)もZeppなんば、Zepp大阪ベイサイド、Zepp名古屋、Zeppダイバーシティ、Zepp札幌に採用され、LEDフォロースポットのOz(オズ)も、Zepp福岡、KT Zepp横浜、Zepp羽田に新たに採用されました。
「Robert Juliaの機材はこれまで、全てのZeppホールで素晴らしい活躍をしてくれています。とくにZepp Kuala Lumpurはこれまで見てきたZeppの中でも最高の設備を整えたホールといえるでしょう。コロナ禍を乗り越え、すこしでもこの施設づくりに貢献できたことに皆、誇りを感じています。」と、林氏は満足した表情でコメントしました。
「コロナ禍という、世界的にも稀に見るほどの深刻な状況のもとで建設計画を進めなければならなかったにもかかわらず、さまざまな業者の協力のおかげでホールの完成に漕ぎ着けました。まだオープンして1ヶ月弱しか経っていませんが当ホールの人気は高く、既に今年の12月までイベント利用で埋まっています。結果的に大きな成功をおさめられていること、心から嬉しく感じています。」と、Zepp Kuala Lumpur責任者のアーナン氏は満面の笑みで話します。
「なかでも技術者にとって使用しやすい舞台を設計くださった中山浩男さんには感謝の気持ちを伝えたいです。パフォーマーや観客だけでなく、技術者にも優しい環境をつくるという考え方は、オペレーターにとって使いやすく質の高い機材を提供するロバートジュリアの誠実な企業精神と共通しているように感じます。素晴らしい内部構造と舞台機構、ロバートジュリアの照明機材を揃えたZeppホールはこれからもどんどんと成長を続け、確実に成功を収めていくでしょう。」
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