NY市のエル・ムセオ・デル・バリオ(*NYを代表するラテン文化エンターテイメント施設)の多目的劇場エル・テアトロが、改修工事でRobert Juliat製フォロースポット『TOPAZE(トパーズ)』を採用しました。
機材導入は4Wall社により実現しました。エル・テアトロは2018年に改修、2019年に営業を再開したばかりです。もともと”ヘックシャーこども劇場”として1921年にオープンしたエル・テアトロは、914cmの壁画やステンドグラスの円形小窓をあしらった素晴らしい内装をもつ歴史的建造物です。かつてのジョゼフ・パップ・ニューヨーク・シェークスピア祭もこの劇場で行われていました。劇場は約600名収容可能で、美術館主催の舞台やレンタル・イベントなど幅広く利用されています。
改修工事の一環として劇場の照明機材も刷新される運びとなり、トパーズも採用されました。1200WのMSD光源で、お手ごろ価格ながらも重要なスペックがフル装備されたフォロースポットです。灯体の長寿命ランプでランニングコストを抑えることで、中劇場向けにパワフルかつ高コストパフォーマンスの灯体を実現しました。全閉アイリス、互換性の高いゴボホルダ、フロストフィルタ、カラーフレーム、カラーチェンジャ、照準しやすいフォーカス等が特徴です。
「トパーズはバルコニー上部のプロジェクターブースに設置され、ガラス窓を通して舞台を照射します」、劇場の技術・制作コーディネーター、マーク・マイノルフィは語ります。「トパーズの照射距離の長さと使いやすさに感銘を受けています。フォーカスとフロスト、アイリス用に制御パラメータも備わっています。」
最近では、エル・ムセオで開催されたマンハッタン・バレエ・スクールの舞台を照らしたトパーズ。「照明ディレクターは、この最新鋭のスポットライトにとても感銘を受けています」、「複数のカラーフレームから素早く一色に変更したりもできる柔軟な性能に大変喜んでいました」マイノルフィは語りました。
トパーズはまた、アフリカ系アメリカ人シンガー、ドリス・トロイを描いた1983年のミュージカル『ママ・アイ・ウォント・トゥ・シング!』のリバイバル公演でも活躍しました。当初、”ヘックシャーこども劇場”でデビューを飾ったこの作品は、数十年ものあいだ世界各国で上演され、昨年秋にエル・テアトロに帰還、35周年を祝したのです。
エル・テアトロでは、エリカ・ヴァーガスがオペレーションのディレクターを務めています。ダン・スナイダーは4Wall社のアシスタント・プロジェクト・ディレクターです。
Robert Juliat 灯体の詳しい情報は、こちらまで:
RJインダストリージャパンHP (日本語)
Robert Juliat 本社HP (英語)
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