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  • 執筆者の写真RJ Industry Japan Press

【DALIS】ポルトガルのサン・ジョアン国立劇場がDalis20台を追加導入

更新日:2021年8月27日


©︎João Tuna, official TNSJ photographer


 ポルトガル第二の都市、ポルト。その歴史地区の中心部に位置する、由緒あるサン・ジョアン国立劇場は、あらゆる照明機材を総合入札により比較検討した結果、Robert JuliatのDalis Access (ダリス・アクセス)863をさらに20台追加で購入することとなりました。


この追加購入により、サン・ジョアン国立劇場には現在、ダリス・アクセス863が34台揃っています。劇場にある12m x 9mのホリゾント幕や後壁を床やグリッドから照明で染め上げるには十分で、必要に応じてフットライトとしても活躍の場を広げます。


ダリス・アクセス863は、ホリゾントライトとフットライト、どちらの機能も併せ持つ、とても便利な機材です。」と、サン・ジョアン国立劇場の照明部門チーフ、フィリペ・ピニェイロは話します。「ショーや大型会議、討論会、ダンスといったあらゆるイベントが開催される多目的劇場では本当に心強い機材ですし、またお手頃な価格で手に入りますから、コストパフォーマンスとしても最高です。」


Robert Juliatのポルトガル独占販売代理店、かつサン・ジョアン国立劇場のオフィシャル・サプライヤーでもあるNAN オーディオ・ヴィジュアル社を経由し、ダリス・アクセス863は購入されました。サン・ジョアン国立劇場の照明部門担当のフィリペ・ピニェイロ、舞台監督のエマニュエル・ピナ、舞台助監督のフィリペ・シルヴァのもと、NAN 社による各社機材のデモンストレーションを重ねた結果、選定されたのです。「ダリスが最高の機材だと、照明チーム全員で意見が一致しました。」と、NAN社のホルヘ・サントスは語ります。


「私たちは灯体サイズ、照度、カラーミキシングを考慮してダリスを選びました。」と、ピニェイロは話します。

「どれも私たちの舞台には欠かせない特長です。」サンパウロ国立劇場では演劇、ダンス、音楽といったあらゆるプログラムが開催されるため、フレキシブルに対応できる照明機材が不可欠です。また460席という限られた劇場空間では、ダリスのコンパクトな灯体とファンを使わない冷却機構はとくに価値の高い利点です。


ダリス・アクセス863は150WのLED灯体を内蔵。数々の受賞歴を誇るRobert Juliatのダリス技術に気軽に手が届く(=アクセスできる)よう、設計されています。4色(赤、緑、ロイヤルブルー、ウォームホワイト2200K)のカラーミキシング機能付きで、特許を取得済みの24色の非対称式リフレクタを搭載。淡い色合いからビビッドな濃い色まで、パワフルでスムーズな光を生みます。


©︎João Tuna, official TNSJ photographer


ダリス862フットライトから着想を得て生まれたダリス・アクセス863は、オリジナルモデルの8色ホリゾントライト、ダリス860と同じ性能を持ちながらも、Dalis862フットライトと同じコンパクトな灯体に仕上がりました。小柄な灯体と美しいフォルムにより、自然なさりげなさで舞台に馴染み、溶け込みます。


「今回新たに購入したダリス・アクセス863は、これまで持っていた他のダリス灯体に自然に溶け込み、照明デザインの最終的なクオリティをかなりアップしてくれています。」とピニェイロは話します。「照明スタッフはダリス・アクセス863の使いやすさとNAN社のサポートにとても満足しています。NAN社は、いつもこちらの問い合わせにきめ細やかに対応してくれます。」


サンパウロ国立劇場は20年以上にわたり、Robert Juliat製品のプロファイル、ディマー、PC、フレネル、フォロースポットを愛用くださっています。「本当の意味で我々が愛する照明機材のブランドです。」とピニェイロ氏。「タングステン灯体をすべてLED灯体に入れ替えるように、現在はSXプロファイル用にサリーを試しています。」


サンパウロ国立劇場の事務局には、ペドロ・ソブラード、サンドラ・マルティンス、スサナ・マルケスが在籍しています。

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