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【ARTHUR】最新鋭800W LED フォロースポットArthur、南仏モンペリエの劇場で才能を開花

 

 照明デザイナーのマチュー・キャバヌは今夏、南仏モンペリエのドメーヌ・ドー劇場で大々的に開かれたショー「ブロードウェイの狂演」の上演で、Robert Juliat の最新鋭800W LEDフォロースポット、Arthur(アーサー)の新たな可能性を発見しました。


© Mathieu Cabanes


「Robert Juliat のフォロースポットは以前からよく使っています。ライブパフォーマンスに美的なタッチをもたらしてくれるところが特に気に入っています。」とマチュー・キャバヌ氏は話します。「毎年、新しい製品や新しい技術が発表されるので、それぞれの狙いに最適なツールを使えるよう機能やスペックを詳しく吟味しています。」


私が初めてLEDフォロースポットを使用したのはインドネシアで、「イ・ラ・ガリゴ」という、ロバート・ウィルソンのショーでした。そこで使ったのは日本製のLEDフォロースポットでしたが、Robert Juliat のフォロースポットCyrano (シラノ)に匹敵するパワーを求めていたにもかかわらず、Robert Juliat のアイリス付き710プロファイルにも満たない明るさで、非常にがっかりしました。多彩な色を繰り広げるショーで使用したのですが、演色指数も乏しかったのです。以前、こんな経験があったので、Robert Juliatが新たなフォロースポットを開発してくれるのを待ち望んでいました。


© Mathieu Cabanes


「コンセプトK社で照明デザイナーを務める友人のフレデリック・アルド・ファヤールから勧められましたし、またRobert Juliatの製品開発者ルドウィグ・ルパージュからもアドバイスをもらって、アーサー800W LEDフォロースポットとSpotMeトラッキングシステムを知りました。」キャバヌは早速、モンペリエのドメーヌ・ドー内の1800名収容の円形劇場で開かれた72名の演奏家と有名なソリスト2名を迎えたコンサートで、アーサー・フォロースポットを使い始めました。


「アーサーをHMIフォロースポットと比較してみて、その技術力の高さに驚嘆しました。必ずしも全てのHMIフォロースポットにとって代わるという訳ではありませんが、機能が多彩で色味展開が豊富です。熟練のフォロースポット担当者が、高性能で洗練されたアーサーと一体となれば、パワフルでクオリティの高い成果をもたらすでしょう。


その90 CRIを備えた白色LED光源は、なんとも美しいです!LED光源でカラーフィルターを使うのは至難の業ですが、アーサーを使えばカラーとの相性もスムーズで適切なものとなります。私の場合、CTO/CTBのレンジで、ラベンダーと青を使用しました。アシスタントのガスパール・ジュアンが灯体にセットしてくれたCTOは、これまでに用意してもらった色温度の高い色のなかでは最高のものでした。


© Mathieu Cabanes


このモデルのディマーがあらゆるモードを搭載しているところもまた、キャバヌのお気に入りだ。「HMIフォロースポットを使う際には、出演者のピックアップが困難になる場合が多いのですが、出演者が急に舞台に登場する場合にも、私はたいてい一貫して2秒でフェードすることを好みます。アーサーのディマーモードは、操作する側にとっても嬉しい、滑らかなフェードを可能にしてくれます。」キャバヌはまた、アーサーの灯体がオーバーヒートしない点も、オペレーターにとっては操作を楽にする長所だと言う。新たなDMX機能により、舞台上の世界観や視覚的バランスにも対応し、操作卓で灯体の明度に上限・下限の設定も可能だ。


「このフォロースポットは高度なパワーと美しいベースカラーで、新しい可能性を広げてくれます。アーサーはユーザーにとって使いやすく、オペレーターが集中できて、洗練された滑らかなフォロースポット操作が出来るようにつくられていますね。」と、キャバヌはそう締めくくった。




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