パリからほど近いヴァンセンヌに位置するジョルジュ・ポンピドゥ文化センターは、ロバート・ジュリアのフォロースポットシリーズ最新機のArthur(アーサー)をフランスで採用する最初の施設となりました。
年間約800件のイベントを数えるヴァンセンヌは、クオリティを誇る3つの施設を備え、文化的な生活を提供しています。そのうちの一つがジョルジュ・ポンピドゥ文化センターです。収容人数525名の会場では一年を通じ、とくにイベントのシーズン期には音楽、演劇、ダンス、コメディ、子供向けのショーなど多くの催しが行われます。
ポンピドゥセンターは、これまで導入していた1200W HMI Korriganフォロースポットの買い替えをLEDモデルで検討していました。「クオリティ面で確実に安定している製品が必要でしたので、これまでのロバート・ジュリア灯体の使用感をもとに選びました。個人的にもLED製品が我々テクニカル・スタッフにとって今後ますます重要な役割を果たすと確信しています」ステージ・マネージャーのステファン・アガス氏はこう語ります。
「このLEDフォロースポットの消費電力は、LED光源のおかげで最小限に抑えられています。ヴァンセンヌの町はアジェンダ21の一環として環境に優しい取り組みに力を入れているため、このエネルギー高効率は完璧にそのアプローチに沿うものです」
ArthurはLED光源をディマー制御により調光するため、明るさに比例した消費電力量も同時に調整されることに繋がります。本番中において、ディスチャージなどのLED以外の灯体では、ランプは常時点灯、ダウザーによる光量の制御をしているため、LED灯体のような調整はできませんでした。
最大消費電力は800W、6000Kのパワフルなクールホワイト光源と狭角レンズ(5.5° - 15°)により、Arthurは高いCRI値(>90)を有しながらも40mの距離で2000 luxの大出力を誇ります。
LED光源の調光は0-100%の非常になめらかなディミングが特徴です。LED特有の色温度はキープしながら、ブレることなく0までスムーズに調光できます。灯体冷却ファン機能も複数のモードがあります。静音設計のArthurは、同等のディスチャージ灯体の静音性を上回ります。
ジョルジュ・ポンピドゥ文化センターへの灯体採用はAuvisys代理店のおかげで実現しました。Arthurもショーやイベントが再開し次第、活躍する予定です。 Robert Juliat 灯体の詳しい情報は、こちらまで: RJインダストリージャパンHP (日本語) https://www.rjindustryjapan.com/ Robert Juliat 本社HP (英語) www.robertjuliat.com
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